27歳妊婦が2年前に長男を出産した日のことを振り返って書いた体験談です!
- 産院までの流れ
長男妊娠時は毎日夜に愛犬の散歩をしていました。37週に入ってからは大きくなってからの出産にビビり過ぎて毎日のお散歩を朝晩の2回にしていました。
だいたい1日30分くらいのお散歩をしていて、39週に入った日の夜もいつもの様にお散歩をしていました。
その日はいつものコースを回った後に別ルートも歩いてみようと思っていつもより長めにお散歩。たぶん50分くらい歩いたかな?いつもはお散歩から帰りたがらないわんちゃんが家に帰りたがったので帰宅。
わんちゃんの足を拭き終えて椅子に座った瞬間「プツン…」中で小さいガム風船が割れるみたいな感覚の後にチョロチョロ漏れる感覚がありました。
- 破水から始まる出産
急いでトイレに行くと透明の液体が吸水ナプキンに溜まってました。
これって破水?と思ってとりあえず吸水ナプキンを変えて出て、スマホで病院に電話。
基本情報を聞かれた後に陣痛、胎動の有無、破水に血液は混ざっているかなども聞かれました。
元々胎動の少なかった長男。その時も胎動がなく、血液が混ざっているか見るためにもう一度トイレへ。さっきまでなかった血液が混ざって出てきていました!でも陣痛は全くなし。
一気に不安になりながら電話でそのことを伝えて即入院決定。
夜10時過ぎでしたが主人は帰ってきておらず、とりあえずタクシーを呼んで入院バックを持って玄関前で主人に連絡。
5分ちょっとで到着したタクシーに乗ってみんなに連絡していました。陣痛が全くなかった+そこまでジョロジョロ漏れてこなかったこともあり冷静に現状報告。乗車中に胎動もあって安心しました。
産院に到着してからLDRに通してもらって着替えました。
子宮口は2センチでしたが、破水していたため入浴はなしでその日は個室に移動後点滴をして寝ました。
朝方から若干陣痛がありましたが子宮口は全然開かず(笑)
陣痛促進剤を投与して、バルーンを入れるかどうかという話をされました。
朝ごはんを食べて10時ごろに再びLDRへ。
- いよいよ出産
先生から主人に電話をして、陣痛促進剤の投与を承諾するかの確認をしたのち促進剤投与開始。そこから1人になり陣痛との戦いが始まりました。
ずっと1人だったので呼吸に集中してずっとモニターを見てました(笑)
息を長く吐いて陣痛逃し。
モニターを見ていて「この数字になると結構しんどいだな」と思い、目をつぶって今の数字当てゲームをしていました(笑)
次第にそんな余裕もなくなってきて、いきみ逃しができなくなりました。
自然といきんでいて、1人で出産開始してた初産婦(笑)
慌てて助産師さん達がきて先生に電話。「先生出産始まってます!すぐきてください!!」
お昼ご飯の時間にお産が始まったから先生もお昼食べに行っちゃっててドタバタな出産でした(笑)
会陰切開は麻酔してすぐに切ったので麻酔が効いてなくて普通に痛かったです。
縫ってる時も麻酔が効くまでは痛くて、針が刺さるたびに痛みでビクッとなりました。
でも1番辛かったのは胎盤を出す作業…胎盤用手剥離でした。
- 胎盤用手剥離
私はすぐに胎盤が出てこなかった様で、出産後助産師さん達にお腹をグッグッと押されていました。
吐きそうなくらい強い力で(笑)
何も説明がされていなかったので「え、なになになになに」ってなってました(笑)
その後先生が「ちょっと中掻き出すねー」と言って手を突っ込んでお腹の中をぐるぐる…
これが陣痛よりも辛かった…😭
あまりの痛みと苦しさに呻き声(ほぼ叫び声)が出ました。
終わった後は出血が多かったのか寒気と眠気がすごくて、カンガルーケアそっちのけで爆睡(笑)
1時間半くらい寝てました。
長男もずっと寝ていたみたいで私に抱っこされてもあんまり泣かず。
想像していたよりもずっと静かな赤ちゃんでした。
個室に戻る前にトイレを済ませてと言われて車椅子でトイレへ。
怖くて全然おしっこが出てきませんでした(笑)
外から助産師さんに「大丈夫?」って声かけられて急がないと!って頑張って絞り出しました(笑)
すっごい前屈みでしたからか、全然痛くなかったです!
個室に戻ってから先生に陣痛促進剤打ってなくても良かったねって言われて、その分は精算しないと言われました!
全く出てくる気配がなかったのに、先生も驚くほどのスピード出産。
- 足の異常な浮腫み
長男を出産して次の日から足に違和感がありました。
私は普段足が浮腫んだりはしないほうなんですけど、結構浮腫みだして…
その日は気にせず寝ましたが、次の日から象の足!足首がなくなるほど浮腫んでいてびっくり!!
体調を聞かれる際に話しましたが特に何も対処してもらえるわけでもなく、こういうものなのかって思いました(笑)
普段浮腫まなくても入院バックに着圧ソックス入れておけば良かったなと後悔…
でも退院する頃には靴が履けるくらい元に戻っていたので、忘れてました。
2人目妊娠した今現在、助産師さんに不安なことがないか聞かれ何となくこの話をしてみました。
2年経って初めて普通の出産ではなかったことを知りびっくり(笑)
2人目でもあの体験をするのかとビクビクしていましたが、絶対やるわけではないと聞いて気が楽になりました!
陣痛は痛い+体力勝負!
胎盤用手剥離はもっと痛い!!
しかも子宮なくなる可能性出てくるらしい+本気の命懸けの出産です(笑)
- 胎盤用手剥離を経験して思ったこと
主人は命懸けの出産という言葉にあまりピンと来てない人ですが、皆さんの旦那様はどうでしょうか?
自分でも普通の出産だと思ってて産み終わり、ホッとしていたらなんの説明もなく(たぶん時間との勝負だから説明忘れられてた)命の危機に晒される。
出産は命懸けはマジです!!下手したら私みたいに何もわからずに意識を失う可能性もあります。
心残りがないように過ごして欲しいと思います。
上の子がいる方は大袈裟でも何でもなく、自分がいなくなっても愛されていたんだと忘れられないように日々過ごして欲しいなと思います。
妊娠中余裕なくてメッチャ怒った後にコレ書いてます(笑)
でも怒った後に抱きしめてあげればチャラになるよね?って思って悔いのないように生活しています。
皆さんも何気ない日々の日常を悔いの残らないようにお過ごしください。
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